このツアーは和歌山県観光局観光振興課世界遺産班が主催する、民間の企業や団体が参加する環境保全活動のツアーです。熊野古道での保全活動で道普請(みちぶしん)と言われる文化遺産の修復活動。
この道普請は専門家でなくても修復活動に参加できるというユニークな取り組みです。(※遺産の修復作業は専門でないとできません)
新大阪からバスで出発(3時間の旅)
新大阪駅から出発して、3時間ほどバスに揺られます。
世界遺産センターに到着(12:00)
現地で撮れた地域の食材豊富なお弁当(大村屋熊野古道弁当)を頂き、昼食後からは、毎回参加している企業様の道普請を自社のCSR活動に取りいれた意味や成果などを担当者から紹介して頂きました。(※この活動が自社ビジネス活動に与える意味や理由・・感銘を受けました)
道普請活動(15:00)
セミナーの後、バスの乗車し平岩口バス停でおり15:00頃から道普請活動が始まります!
三重県から運んできた土を土嚢に入れる作業です。
所定の場所に運んだ土を入れそして、気合を入れて固める。
完成させた時の爽快感は最高です!
熊野本宮温泉郷へ
一休みして熊野本宮温泉郷へ異業種の企業の参加者15名で乾杯!
食事も温泉も最高でした!
熊野本宮温泉郷から発心門王子へ(9:30出発)
翌日、名残り惜しい温泉郷を出発し、発心門王子までバス移動。
発心門王子から、旧社地大斎原(おおゆのはら)までの約7キロのトレッキング。
発心門王子~水呑王子~伏拝王子~三軒茶屋~祓殿王子~熊野本宮大社。
語り部さんの感動的な話を聞きながら、大自然の畏敬を感じながら、時間をすっかり忘れている・・・。
中央に熊野本宮大社が見えてきた。もう一息!
熊野本宮大社(15:00)
15:00頃、熊野本宮大社に到着!
熊野本宮大社で、神々の謂れを語り部さんから詳しくお聞きして・・・2日間のファムツアーは終了。
世界遺産を自らの手で次世代へ引き継いでいく活動
国際的に他に類がない高い価値を有すると認められた人類の宝“世界遺産”の環境保全活動、それは、世界遺産を自らの手で次世代へ引き継いでいく活動です。
自然への畏敬の念、環境を守る大切さ、人と自然との対話、古(いにしえ)から伝えられてきた伝説、風俗、習慣、いずれも現代社会で見失いがちなものです。帰宅後は筋肉痛でしたが、藁草履で何百キロも歩かれていた先輩方には頭が下がる思いでした。