SDGs教育旅行™|岡山県備前市日生町の概要
岡山県備前市日生(ひなせ)町では、アマモ再生にかける漁師たちの熱い想いにより、徐々に県下全域での取組みになりました。
1950年代まで約4300haあったアマモ場も1980年代には550haにまで減少しましたが、2015年には1845haまで回復しています。
日生湾では、漁師たちで取り組んでいた「里海づくり」は、その後、生活協同組合やNPO法人共存の森ネットワークなども応援、2011年には、海洋政策研究財団モデルサイト事業もスタート、備前市、岡山県、商工会、観光協会、大学など様々なステークホルダーを巻き込んで備前市沿岸域総合管理研究会が発足しました。その後も、中学、高校でのアマモ再生活動など、地域一体としての取り組みはモデルにもなっています。
活動のベースとなったリーダシップとは?マネジメントとは?を実事例を交えて学びます。
セミナーの概要
開催日 | 2022年11月~(随時開催) |
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開催時間 | 13:00-16:00 |
プログラム | ※ご相談により、日時・プログラム詳細、のカスタマイズをさせて頂きます。 【初日】 ■13:00開始 1.オリエンテーション ・セミナースケジュール ・受講上のご留意点(自己紹介/自社紹介) ■14:00~17:00 2.備前市日生町での取組みを知る(基調講演)講師:SDGsインタープリター ・瀬戸内海のアマモ再生、地域づくり ・岡山県の環境問題(生物多様性)解決取組み事例に学ぶ ■17:00~18:00 3.SDGs基礎(座学) ・SDGs現状と課題 ・ESGの視点で地方創生を考える ■終了後 ・懇親会 【2日目】※3の続き ■9:00~15:00 ・生物多様性取組み企業事例紹介(ワークショップ) ・社内、あるいは個人で何ができるかを考える ■15:00~16:00 4.SDGs交流会 ・2日間で感じたことを発表 ・自分のSDGs取り組み宣言 *修了証 |
本セミナーで得られる効果 | ~自然・環境との対話を通じて~ SDGsの概要を理解できる 地球環境課題の本質を理解できる 岡山県瀬戸内海における生物多様性(海洋酸性化対策)の先進的な取組み事例を知ることができる |
形式 | ワークショップ |
受講対象者 | 参加自治体、企業様募集 |
参加定員 | 8名以上 *修了者様には「修了証」を発行します。 |
参加費用 | 本セミナーはSDGs教育旅行™として旅行パッケージ料金となります。 現地までの旅行プランは旅行会社様が担当いたします。まずはお問合せください。 |
申込締め切り | 随時開催 |
備考 | ★お申込みの流れ お問合せ⇒プログラム・日時のご相談⇒お見積りのご提示⇒貴社内検討⇒開催 ★受講上の注意 ・本セミナーは団体受講のみとなります。なるべく所属部署が異なる方々の参加をお勧めします。 ・当日は筆記用具持参、お気軽な服装でお越しください。 ・現地は観光地でもあります。セミナー終了後はフリータイムです。ご自由に行動してください。 ・名刺をご持参ください。 ・研修会場および宿泊施設はWi-Fi環境は完備していないところもあります。 |
講師紹介
田中丈裕
基調講演講師(予定)
NPO法人里海づくり研究会議 理事・事務局長
地域活性化伝道師(内閣府)
みなとまちづくりマイスター(WF)
岡山県に入庁、水産技師として、水産行政全般・漁場環境整備・栽培漁業及び資源管理・複合型海洋牧場・アマモ場再生・カキ殻など二枚貝の貝殻を利用した沿岸環境修復・ノリ色落ち対策に関する技術開発などを担当。 水産課長、岡山県を退職後、海洋建設㈱水産環境研究所長、“里海”の提唱者である九州大学名誉教授の柳哲雄氏,広島大学名誉教授の松田治氏らとともにNPO法人里海づくり研究会議を設立。
根本三千夫
サラヤエスビーエス株式会社代表取締役社⾧
サラヤ株式会社は2017年、第1回ジャパンSDGsアワードの外務大臣表彰を受賞しました。喫緊の課題である海洋プラスチックゴミ問題も含めて、地球環境問題に積極的に取り組んで参ります。
吉松道朗
サラヤエスビーエス株式会社TQM推進室長
SDGsビジネスコンサルタント (SDGs推進機構) 事業承継アドバイザー (金融検定協会) 事業再生アドバイザー (金融検定協会)
木本周太朗
サラヤエスビーエス株式会社TQM監査室長
事業構想大学院大 事業構想研究所プロジェクト研究員
八木まゆみ
株式会社MYM代表取締役
接遇研修のインストラクターとして指導育成、面接官として採用業務に携わる。国際会議・フォーラムのコーディネーター及び司会進行等も手がける。国際コーチ連盟認定CTIコーチ資格取得。産業カウンセラー。
岡山県備前市日生町の観光情報
岡山県の南東部に位置する備前市の日生町は瀬戸内海に面していて漁業が盛んな地域です。
「五味の市」と呼ばれて親しまれている魚市場や秋のミカン狩りが有名な「日生諸島」、縄文時代の集落を復元した「古代体験の郷 まほろば」などが楽しめます。
日生諸島
日生諸島は瀬戸内海の諸島で、約14の島で構成されています。
カキの養殖などが盛んで、過去には流刑地に利用されたり、馬牧などが行われていました。その後、ミカン栽培が盛んとなり、古代体験(竪穴建物や高床住居を再現)、野生のシカなどが観光として有名です。
五味の市
JR日生駅から少し歩くと、日生町漁協の市場で獲れたての新鮮な海の幸が販売されています。
威勢のいい掛け声を貰いながら地元の方との会話を楽しみつつ旬の魚介類が選べます。
古代体験の郷 まほろば
日生諸島の鹿久居島では縄文時代などの古代生活体験が行える施設があります。大人はもちろん、小学生から高校生まで体験を通して古代の生活を行えます。なんと高床式住居に宿泊することも可能です。(※要予約)